宅建って、独学で合格できるの?
それとも通信講座を使ったほうがいいの?
これから勉強を始めようと思ったとき、
多くの人が一度は悩むポイントだと思います。
特に、仕事や家事、育児で忙しい中だと
「できれば効率よく受かりたい」と思うのも自然ですよね。
私自身も、そんな状態から宅建に挑戦しました。
平日は0〜2時間、休日はほとんど勉強できず、
まとまった時間が取れるのは試験直前だけ。
それでも、独学で4回受験し、
最終的に合格することができました。
ただし、その道のりは決して順調ではなく、
2022年はあと1点で不合格、
その後もあと数点届かない状態が続きました。
「もう少しなのに受からない」
そんなもどかしさを何度も経験しています。
この記事では、そんな実体験をもとに
・宅建は独学で合格できるのか
・通信講座との違い
・それぞれ向いている人
について、できるだけリアルにお伝えします。
結論から言うと、
宅建は独学でも合格できます。
ただし、「なんとなく勉強する」だけでは難しく、
自分に合ったやり方で戦略的に進めることが大切です。
また、すべての人に独学が向いているわけではありません。
効率よく短期合格を目指したい場合や、
調べる時間を減らしたい場合は、通信講座の方が合うケースもあります。
この記事では、実際に独学で遠回りしながら合格した立場から、
それぞれの違いと選び方を整理していきます。
✍️ 【実体験】独学4年で合格したリアル
まずは、私の受験歴を簡単にまとめます。
■ 点数の推移
- 2022年:35点(合格点36点)
- 2023年:33点(合格点36点)
- 2024年:32点(合格点37点)
- 2025年:36点(合格点33点)
最初の年はあと1点。
そこから数年間、「あと数点足りない状態」が続きました。
毎年少しずつ惜しいところまでは行くものの、
なかなか合格に届かない。
正直、「どうしたら受かるのか分からない」と思ったこともあります。
それでも結果的には、
この“あと少し”の積み重ねが合格につながりました。
■ 勉強時間とスタイル
勉強時間はかなり少なめだと思います。
- 累計:約100時間+α(スキマ時間除く)
- 平日:0〜2時間
- 休日:ほぼできず(直前のみ長時間)
年度ごとの勉強時間はこんな感じです。
- 2022年:約30時間(5月〜)
- 2023年:約20時間(9月〜)
- 2024年:約20時間(8月〜)
- 2025年:約30時間(9月〜)
まとまった時間が取れない中で、
「できるときにやる」スタイルで続けていました。
また、2025年は
- オーディブルでテキストを聞く(10時間以上)
- YouTubeの宅建解説動画を活用
など、スキマ時間もできるだけ使うようにしていました。
■ 使った教材と勉強方法
メインで使っていたのは、
- LECのウォーク問(テキスト+問題集)
です。
勉強方法はシンプルで、
過去問 → 間違えたところをテキストで確認 → もう一度解く
この繰り返しでした。
いろいろ手を広げるよりも、
同じ教材を何度も回すことを意識していました。
■ 独学のリアルな大変さ
一番大変だったのは、
「途中で飽きること」と「続けること」でした。
宅建は範囲が広く、
一度で覚えきれる内容ではありません。
さらに、
- 毎年あと少しで落ちる
- テキストにない問題が出る
といった状況が続くと、
「もういいかな」と思ってしまう瞬間もありました。
それでも、
「あと少しなら、チャンスがある」
と考えて、完全にやめてしまわないようにしていました。
■ うまくいった工夫
振り返ってみて良かったと思うのは、
メリハリをつけたことです。
冬〜春はあえてあまり勉強せず、
夏〜直前期に集中するスタイルにしていました。
ずっと頑張り続けるのではなく、
「やる時期」と「やらない時期」を分けたことで、
気持ち的にも続けやすくなったと思います。
✍️ 独学のメリット・デメリット
実際に4年間独学でやってみて感じたことを、
正直にまとめます。
■ 独学で良かったこと
まずは、独学の良かった点からです。
① 自分のペースで進められる
忙しい中での勉強だったので、
「今日はできない」「今日は少しだけやる」など、
自分の生活に合わせて調整できるのは大きかったです。
② 他人と比較されない
講座だと進捗や理解度が気になることもありますが、
独学だと完全に自分のペース。
焦らず続けられたのは良かったと思います。
③ とにかくコストが安い
実際にかかった費用は、
- テキスト・問題集
- 模試
などを合わせて、トータル約3~4万円ほどでした。
4年間の間で法改正等あったので買い替えをしています。
それでも通信講座と比べると、
かなり抑えられていると思います。
■ 独学でキツかったこと
一方で、正直に言うと
大変だった部分もかなりあります。
① 法改正に弱い
宅建は法改正が毎年ある試験です。
独学だと、
- どこが変わったのか
- どこが重要なのか
を自分で判断する必要があり、
ここはかなり不安でした。
② 分からないことを全部自分で調べる必要がある
少しでも理解が曖昧だと、
自分で調べるしかありません。
これが意外と時間がかかるポイントでした。
③ 要点の取捨選択が難しい
どこまで覚えるべきか、
どこは捨てていいのか。
この判断もすべて自己責任になります。
特に最初の頃は、
「これ全部覚えないとダメ?」と
手が止まることも多かったです。
■ 正直なところ
独学は、
「自由で気楽」な一方で、
「判断も全部自分」という側面があります。
ここが合う人にはとても良いですが、
逆に負担になる人もいると思います。
では、こうした独学と比べて、
通信講座はどんな違いがあるのでしょうか?
次に、実際に検討した視点から
通信講座との違いを整理していきます。
✍️ 通信講座との違いは?独学と比較してみた
ここまで独学のメリット・デメリットを見てきましたが、
では通信講座と比べるとどうなのでしょうか。
私は実際に受講はしていませんが、
検討したことはあるので、その視点も含めて整理します。
■ 通信講座のメリット
まずは、通信講座の良いと感じた点です。
① 要点が最初からまとまっている
独学だと、
「どこが重要なのか」
「どこまで覚えればいいのか」
を自分で判断する必要があります。
一方で通信講座は、
試験に必要なポイントが整理されているので、
迷う時間がかなり減ると思います。
② 効率よく勉強できる
カリキュラムが組まれているため、
順番に進めるだけで全体をカバーできます。
特に、
- 何から始めたらいいか分からない人
- 遠回りしたくない人
には大きなメリットです。
③ 調べる時間が減る
独学で意外と時間がかかるのが、
「分からないことを調べる時間」です。
通信講座なら、
- 解説動画
- テキスト
- 質問対応(ある場合)
などで、その時間を短縮できます。
■ 通信講座のデメリット
一方で、気になった点もあります。
① 費用が高い
やはり一番大きいのはここです。
講座によって差はありますが、
数万円〜十数万円かかることが多く、
気軽に始めるには少しハードルが高いと感じました。
■ 正直な本音
これはかなり正直な話ですが、
給付金が使えるなら、たぶん使っていたと思います!
それくらい、
- 要点がまとまっている
- 効率よく進められる
という点には魅力を感じていました。
✍️ 独学 vs 通信講座のまとめ
シンプルにまとめると、こんな違いがあります。
- 独学:自由・低コスト・自分で考える力が必要
- 通信講座:効率・安心・費用がかかる
どちらが良いかは、
その人の状況や性格によって変わります。
では、それぞれどんな人に向いているのでしょうか?
次に、独学と通信講座が向いている人の特徴を整理します。
✍️ 独学と通信講座、どんな人に向いている?
ここまでの内容をふまえて、
それぞれどんな人に向いているのかを整理します。
■ 独学が向いている人
独学が合うのは、こんなタイプの人です。
・自分で勉強を管理できる人
スケジュールや進み具合を、
自分でコントロールできる人は独学でも進めやすいです。
・分からないことを自分で調べられる人
宅建は暗記だけでなく理解も必要な試験です。
つまずいたときに、
自分で調べて解決できる人は強いです。
・資格試験にある程度慣れている人
試験の進め方や勉強の流れが分かっている人は、
独学でも無駄が少なく進められます。
・コストを抑えたい人
できるだけ費用をかけずに挑戦したい場合、
独学は大きなメリットがあります。
■ 通信講座が向いている人
一方で、通信講座が合うのはこんな人です。
・効率よく短期合格を目指したい人
遠回りせず、最短ルートで合格を目指したい場合は、
通信講座の方が向いています。
・調べる時間を減らしたい人
忙しい中での勉強だと、
「調べる時間」も大きな負担になります。
その時間を減らせるのは大きなメリットです。
・勉強の流れを用意してほしい人
何からやればいいか分からない状態だと、
それだけで手が止まってしまいます。
最初からカリキュラムがあると安心して進められます。
・給付金などで負担を抑えられる人
条件によっては教育訓練給付金が使える場合もあります。
費用面のハードルが下がるなら、
通信講座を選ぶ価値はかなり高いと思います。
どちらが正解、というものではなく、
「自分が続けられる方法」を選ぶことが一番大切です。
では最後に、
独学で合格するために実際に意識していたことをまとめます。
✍️ 独学で合格するために大事だったこと
最後に、実際に独学で続けてきて
「これは大事だった」と感じていることをまとめます。
■ 過去問を繰り返す
一番やっていたのは、やはり過去問です。
過去問 → 間違えたところをテキストで確認 → もう一度解く
この流れを繰り返していました。
新しい教材に手を広げるよりも、
同じ問題を何度も解く方が効果を感じました。
■ 「あと少し=チャンス」と考える
何度も不合格が続くと、
どうしても気持ちが折れそうになります。
実際に私も、
「もういいかな」と思ったことは何度もありました。
それでも、
「あと少しまで来ているなら、次は届くかもしれない」
と考えるようにしていました。
結果的に、この考え方が続ける力になったと思います。
■ メリハリをつける
ずっと頑張り続けるのではなく、
あえて勉強しない時期も作っていました。
冬〜春はほとんどやらず、
夏〜試験直前に集中するスタイルです。
その分、直前期はしっかり時間を取る。
このメリハリがあったからこそ、
長く続けられたと感じています。
■ 理解を意識する
最後の年に意識して変えたのが、
「ただ解く」から「理解する」への切り替えです。
制度の仕組みや意図を考えるようにしたことで、
問題の見え方が変わりました。
結果として、
それが合格につながったと感じています。
まとめ
宅建は、独学でも合格できます。
ただし、
- 自分で考える力が必要な分、遠回りすることもある
- 効率を求めるなら通信講座という選択肢もある
というのが正直なところです。
大切なのは、
自分に合った方法を選ぶことです。
✍️ 最後に
一発で合格できたら、それはとてもすごいことです。
でも、もし一度でうまくいかなくても、
それで終わりではありません。
実際に私は、
あと1点から始まり、
あと数点届かない状態が続き、
それでも続けて、ようやく合格できました。
だからこそ思います。
「どこにいるか」が分かっているなら、チャンスはある。
完璧じゃなくても大丈夫です。
少しずつでも積み上げていけば、
ちゃんと届く場所にある試験だと思います。
この経験が、
これから挑戦する誰かの一歩につながれば嬉しいです。

